Compositor: Hashimoto Yukari
しっぽをたててのどをならして
おなかをみせてねころんじゃおう
ここはおうちわたしおうち
せかいじゅうのどこよりもあんしんできるから
ぴょんとはねてはくるりとまわる
おいかけっこはおてのもの
ちりんとすずがなりひびいたら
あなたはほらわたしのもの
さあ!とひといきおおきくさけび
かぜのようにかけぬけていく
わたしのことをつかまえられる
まどうあなたのすぐとなりで
わたしはくすくすちいさくわらう
おひげをたててはなをぬきだし
めをみひらいてのぞいてみよう
あなたはだれどこからきたの
せかいじゅうのだれよりもあんしんできるから
ちゃんとのったらふわりとおどる
かくれんぼならだいとくい
しろいくびえとすずをつけたら
わたしはほらあなたのもの
やあ!とひとあしおおきくとんで
みずのようにすりぬけていく
わたしのことをみつけてくれる
さがすあなたのすぐうしろで
わたしはにやにやひそかにわらう
くらいおへやでひとりぼっち
ないてるわたしをみつけてくれた
あなたのことをまもれるのなら
にせものでもまぼろしでもかまわない
にゃあ!とひとこえたかくないて
ねこのようにみをひるがえす
わたしとあなただけじゃだめなの
きえるあなたをとおくみつめ
こえをならしてわたしはさけぶ